中学5教科個票 5教科で印刷します

終わりに

今回は15教科までの処理ができる成績処理を開発しましたが、
@100点満点か50満点かわからない。
A主要教科は、何になるのかわからない。
B合計で順位を決めるのか、偏差値で順位を決めるのかわからない。
Cどの教科が必要ないのかわからない。
上記のわからない4つの状態をすべて解消するソフトにしました。

2015年には「つれづれ草V2015」
2016年には、出席簿ソフトの「平家物語V15」
2017年には、「つれづれ草降臨」と「テスト処理マンV2.0」の大作に挑んでみました。満足のいくものになりました。

指定印刷は、例えばA組からC組まで印刷し、何枚印刷するのか聞いてきます。

テストによっては、偏差値で成績を処理したいことがあるかもしれません。その時は、U2のセルを「合計」から「偏差」にするだけで、教科順位も偏差値で処理します。

保護者に渡す資料も下記のように瞬時に渡せますので、切り貼りする労力がありません。

中学校の個票は、各教科別順位だとインパクトが強すぎるという方もいるため、順位・学年平均・個人の偏差値のうちどれかを選べるようにしました。4教科は、順位でなく平均にしました。余談このタックの計算式が数値になってしまうという現象がたびたびおき何回も作り直しました。そこで数式だけ見つける機能を何でもアドイン3に加えました。それまで一つずつセルを数字か数式かという労力がなくなり非常に楽になりました。32BIt版エクセルで作るとこの現象がたびたび起きるため64BIt版エクセル2016で作成しましたが、エクセル2007でも使えます。

←このグラフの削除をするとマクロで最大値を50にしたり、100にしたりするマクロが動きません。エラーがでます。

テスト処理マンV2.0

15教科個票 主要教科で合計と順位がでます

中学9教科個票 技能教科は平均のみ

タック印刷について

道具箱を使おう

道具箱には、素点さえ入力すれば、偏差をみたり、順位をみたり、各学級ごとの印刷がすぐにできるようにしています。

本ソフトは、中学校及び高等学校用成績処理システムです。15教科の成績が処理します。また、素点の合計で順位を算出します。40人×8クラスまで現在のところ処理できるベータ版です。100点満点と50点満点の両方に対応させました。また、市販の成績処理とは違いある程度エクセルの知識があれば自由に改造できるようにしました。
@中学校でも使えるよう5教科で算出された合計でいろいろな資料やタック印刷12面に対応させました。
A中学校版では、保護者に配布する度数分布表や各教科担任の所見が一発ででるようにしました。
B個票は、各教科の順位や偏差値や学年の平均の3つのうち自由に選べるようにしました。

選択印刷や一括印刷や学級ごと印刷できます。※氏名が空白の場合は、それを抜かして印刷します

偏差値で成績を処理したい場合

タック印刷も下記のように偏差順位に入れ替わり、偏差値で順位を決めます

一瞬で偏差値に入れ替わります。各教科の順位も偏差値の順位へ入れ替わります

2人ぐらいならこのマクロの方が早いです

100点満点で定期テストをつけている学校の場合、県の学力テストは、50点満点で成績を処理しなくてはならない場合があると思います。その場合は50
点変換ボタンを押すだけです。

100点満点と50点満点の切り替え

主要教科で成績がだせます

中学校のように9教科ではなく、5教科のみで順位をだしたい場合がでると思います。このようなときは、以下の操作を行ってください。

訂正が終わったら、「色を解除します」で色解除と出席番号に並び替えます。
※出席番号順に並んでいないと正しい個票が出せなくなります。

定期テスト10回分の推移表を下記のように表示できます。主要5教科だともっと見やすい表ができます。現役のとき、三者面談で保護者に渡したところ好評でした。また、エクセルなので自由に書式を変えられるのが魅力です。テストの順番も変えられます。

今回は、高校まで成績を処理しよう考え下記のようにA4版の個票も用意しました。エクセルなので、下の個票も自由に変更できます。例えば、学年順位は表示したくない場合は、行を非表示にするだけで、資料には表れません。また、総得点のグラフ変えたい場合も自由に変更できます。

順位・偏差・素点推移表について

教師側で押さえたい各学級の男女別の平均点など詳しい資料を提供します。公開するとあのクラスは勉強ができない。あの担任ジャーねーと言われないために作りました。

教師用詳細資料について

テスト個票(タック版12面)訂正について

範囲をA1からL10までマウスで指定してマウスの右クリックで天秤のアイコンのマウス指定印刷を押します。プレビューした後印刷するだけです。1人、2人、4人、6人…というように印刷できます。範囲はA1からK10だと罫線が隠れてしまいますので、列を1つ増やしてから印刷するといいかもしれません。また、テスト処理マンを動かしているときだけ、このマウス印刷は有効ですので、他のシートにも応用が利きます。

マウスで指定した所のみ印刷できます

余談 グラフの加工

エクセルに精通していない方用にグラフの加工の方法を載せています。

得点と学級平均の推移表で説明します。

例えば100点満点のテストなのでy軸の最大値は、100になります。では、50点満点のテストでは、最大値を50にしないといけません。では、どうすれば最大値を50に変えられるでしょうか。

答えは、y軸をマウスでさわり、右クリックで一番下にある「軸の「書式設定」を出します。

χ軸の項目を変えたい場合には、次のようにします

グラフ全体をさわります。データの選択を押します。グラフデータの範囲を変えるだけです。

グラフの種類を変えたい場合

A4版個票で差し替えように作られている15教科の総合得点の分布を横にしたい場合は、次のようにします。

グラフ全体を押して右クリックでグラフの種類の変更を押します。

独自のグラフ作成もできます

使うデータは、下に用意されていますので、反転させ一からグラフを作れます。使わないデータは、今後のことを考え削除でなく非表示にしてください。

テストのデータの修正と個票の出し方(詳細)

テストの個票の訂正のときは、一回保護を外してから色をつけますたが、改良しました。
【改良点】

性のどの場所でもいいのでセルをダブルクリックするとシートの保護が外れて、色をつけることができます。後は道具箱の「色で並び替え」ボタンを押すと色付き行が一番上まできます。

次に直したいテスト番号を手動でいれ、「〇〇タック訂正へ」ボタンを押すと並び替えた順番に12人の分の個票がでます。

テスト個票修正を1人だけなので12人印刷するのは用紙の無駄遣いだと考えている方へ

各得点度数分布表は、総合計の棒グラフへ差し替えられます。名称を変えてそのまま上に持ってくるだけです

A4版1枚の個票について

学習部の担当で成績処理を扱うとき結構苦労するのは、個票の訂正です。そのため、訂正する生徒に色をつけ、色がついた生徒を一番先にもってくる方法を取りました。これにより12人訂正する生徒がいても瞬時に処理します。

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